kakelu さんの感想・評価
3.6
赤井一家?誰それ?面白かったから気にしない。
安定のコナンクオリティ。
外れなしで面白い!!
今作は赤井一家がでてくるらしいけど、原作を追っているわけではないから、
正直あんまり関係性がわからん。
リニア乗ってみたい。現実はいつできるんだっけ?
被害者が少ない、優しい事件だったのかな。
(最後えげつないけど笑)
kakelu さんの感想・評価
3.6
安定のコナンクオリティ。
外れなしで面白い!!
今作は赤井一家がでてくるらしいけど、原作を追っているわけではないから、
正直あんまり関係性がわからん。
リニア乗ってみたい。現実はいつできるんだっけ?
被害者が少ない、優しい事件だったのかな。
(最後えげつないけど笑)
ねごしエイタ さんの感想・評価
4.2
映画名探偵コナン史上初めての上映延期となる一年後、ついに見たです。時期にこだわるところも含めて、改めてコナンだなぁと思うです。これがあったおかげで、総集編な「緋色の不在証明」の上映もあったり、TV放送「緋色の帰還」もあったです。TV放送の序章だけが、宮城県の地震放送で殆どを潰されるトラブルもあったけど、知っている話だったからまぁいいかだったです。
今までを見ていると、大規模な爆発が多くて当たり前な映画ではあるけど、今回はそれと違った手口を引き金にした、コナン、世良、ターゲット、犯人を巻き込む命からがらなお話だったです。
事件から始まり、現在で園子の招待で真空電動リニアお披露目イベントに招待されたコナン達です。そこから始まる連続誘拐、終盤に起こる犯人の真の狙いへと進むのです。
15年前の米国でおきた事件の模倣事件に絡み、沖矢昴こと赤井秀一、FBIも乗り出してくるです。
さらに、世良、メアリーも関わりです。羽田秀吉も後半で偶然のように絡むです。
{netabare} 超電導を利用した犯行や、予知能力的な狙撃を見てこんな事が可能なのか?と疑ったり、驚いたりしたです。
どのようにコナンや赤井一家が、合流するのかも楽しみの一つです。
犯人を追い詰めるコナンと世良が、どのようなピンチを招くのか?爆発以上のリニアでの活躍、命がけでハラハラしたです。
予知能力は、将棋の太刀筋にもできるようで、デレっとした羽田秀吉も活躍、どうして分かるのか?謎だったです。{/netabare}
どんな犯罪者でも命は守るというコナンの信念を見たです。{netabare} 赤井の狙撃の意味を聞き、その結果も含めコナンの推理は、予測を超えた超能力的なものを感じたです。
今回も関係なさそうな人が、犯行に関わりのある人物が犯人だったです。
来年の予告もあったけど、何だか意味わからなかったです。{/netabare}
タイラーオースティン さんの感想・評価
3.5
「名探偵コナン」という物語が、赤井秀一(ホントはそのファン?)のせいで世界の違うモノになってしまった感じがする。確か60巻くらいまで読んでいたはずの原作では、本格推理にラブコメ的な要素をもったミステリ作品だったはずで、さすが「コナン」の名を冠していると思っていた。稀代の名探偵が荒唐無稽な物語に駆り出される感がなんとも「江戸川」的でそれはそれで納得するしかないのか。
本作で気になったのは、ことの発端の事件の本当の動機がよく分からないこと。WSG(オリンピックって言葉が使えなかったんだな)商業化へのアンチテーゼということだが、人質解放と撃ち殺しの差は何だったのか?今回の事件を大きくするための方便みたいに見える。
さてもう一つ、劇中でこの赤井秀一がとんでもない射撃をするのだが、いくら空気抵抗がなくたって、重力の影響はないのかとか、軌道が曲がってないのかとか、列車の中で急速に弾丸が影響されるんじゃ?とかイロイロと納得しにくい。
さて、その後の止まらない列車のスペクタクルだが、もう何でも許すしかないがコナン君、先頭でボール膨らまさないほうが安全だったのでは?アレのおかげで列車グッチャグチャに脱線したでしょ。
「ひろ。」 さんの感想・評価
5.0
>3話まで視聴して
原作未読です。
1話観た段階では、単純に”なろう系作品”の過激エロ版??・・といった印象。
2話観終えた時点で、「あれっ?結構、面白くないかコレ?」って思って
3話観終えた時点で、それは確信に変わりました!。
面白いです!!。
たしかに完全にほぼエロゲなんですが、かなり良質エロゲなのでは??(詳しくないw)。
もしエロゲ版あるなら買ってもいいくらいだし
それがアニメで毎週観れるというのも、これはこれでかなりありがたい!。
個人的に何が高評価なのかというと
単純な安易なエロイベントの乱発とかではなく
登場人物たちの置かれた環境における絶望がしっかり描かれている。
渦巻く人々の悪意、裏切り、策略など
また恨み恨まれといった連鎖
人間の本質をえぐって描いているあたりなど
今、思い浮かぶのは、コードギアスやひぐらし(初期TV版)
等の要素をしっかり取り込んだ、良質エロゲ!
といったところでしょうか?。
1話2話では見えてこなかった
主要キャラ2名(主人公とフレア)も
3話の時点で、自分の中でかなり魅力的に変化してきました!。
これは話の構成が上手いのでしょうね。
フレアの中の声優さんも、素晴らしい演技されていて
魅力的な演技に感じています!。
これを機に、今後も羽ばたいていかれることでしょう。
4話以降もさらに主要キャラが増えていきそうなので、目が離せませんね!。
-------------------------------------------------
>6話まで視聴して
3話までで感じた確信はゆるぎないです!。
毎週楽しみで仕方ないですし
毎週期待を越えてくる、いろんな意味での”濃さ”が素晴らしい!!。
よくあれだけの要素を詰め込んで
なおかつ成立させていることに驚愕っ。
とにかくアニメ化スタッフ様方が、かなり優秀なのでは??。
まず、ケアルの幼い顔であの言動・・は、ホントイライラさせられますw(誉め言葉)。
それを逆手にとった展開や演出に唸ります!。
作り物?であるかもしれませんが
ケアルガでみせる表情や、おだやかな語り口調にはかなり好感^^。
(ここはケアルガの声優さん絶賛^^)
・・かと思えば1周目で受けた苦しみへの本音吐露と憎しみの感情爆発表情!。
物語の展開や重要なセリフ、キーワードなどの随所に
コードギアス感が溢れてしまってますw。
・・ここは、むしろエロ特化した同人劣化ルルーシュ?
的な楽しみ方もできてしまって、残念ながら評価は下がりません><。
下手したら、単純なパクリといわれてしまうかもですが
この物語にあわせた、新たな上手い使い方、再構成がなされてるので文句なしですね^^。
作品の3種類のバージョン違い!?
(2種は知ってたが3種あるのは今調べて知ったw)・・も見逃せません!。
・テレビ放送版
・やり直し版
・完全回復版
はい。完全回復版というネーミングセンスも秀逸ですし
テレビ放送版も、単純なただの光規制にとどまらず
どこか、のんのんびより的な素晴らしい自然の背景と
時間が止まったかのような、ゆるやかな平和な時間の流れが表現されていますw。
これは、2度・3度おいしい♪。
主人公があまりにゲスいという評をよく目にしますが
1周目であれだけのことをされてしまった人間が
正常でいられることは、まずありえないでしょう><。
本人も語っていますが、いろいろ壊れてしまっています・・。。
でも、壊れてしまっているながらも、なんとかしようとしているところ
なんだかんだいいながらも
時折見せる人間らしさ・・。
また、ただの狂気に描かれているようなところも
それらは本来人間があらゆる両面持ち合わせてるところ・・?
と感じさせられるような
突っ込んで描かれたようなものに、なにか惹かれてしまうのです^^。
音楽面ではED曲がとにかく素晴らしい!!。
3連符??のところのリズム感と世界観の変化が心地よく
まず最初に本作を好きにさせられた要因は
間違いなくこのED曲でした♪。
-------------------------------------------------
>12話まで視聴して
結論から言うと1話から12話まで終始完璧でした!。
エロ系に寄った作品って、序盤数話までは素晴らしいと感じた作品でも
後半はネタ切れ等で失速してしまうことが多いように感じますが
本作は、毎回ネタの捻り方が秀逸でした♪。
特に10話での日笠さん登場は完全に予想外の神展開&神キャストでした!!(絶賛)。
最終話のラストは、若干説明的な感じにもなってしまってましたが
ケヤルガの心情変化描写が描かれていた点がよかった。
(もちろんそのままを鵜呑みにしてるわけではなく)
終盤で仲良くなった彼って魔族だったのですね。
ずっと人間だと思ってました。
生存させておいてほしかったな~。
ケヤルガは心を開いてしまって自分が変わってしまうことを恐れてるのですね・・。
本来の王道正義もの作品では、そっちルートが正解なのかもしれませんが
ケヤルガは1周目で受けた自身への凌辱によって
ほぼ完全に(99%くらい?)壊れてしまっているので
そちらの方にケリをつけない限りは
もう前に進めなくなってしまっているように感じられます。
でも、時々、わずかに残っている1%の良心のケヤルガが見え隠れする
ところがグッときます。
でも99%の壊れケヤルガによって、打ち消されてしまうのですが・・。
(仲良くなった彼を助けない結果になってしまうあたりも)
あと、毎回のエロ描写ですが
ケヤルガは1周目で受けた自身への凌辱によって
日課となってしまっているので(立場は逆ではあるが)
逆に壊れてしまってるがゆえに
この日課をこなすことで安心感を得たり
自我が保てているようにも感じられてしまいます。
限られたコミュニケーション手段の1つなのかもですね・・><。
まあ日課ならば仕方ない?・・ですか。。
ああ、書き忘れるところでしたが
クライマックスでの戦闘シーン描写もなかなかよかったように思いました。
あと、キャラデザは文句なしの満点です!!。
はい。2期切望します!。
-------------------------------------------------
>北米版BDを購入して
国内版BDの購入をずっと迷ってましたが金額との折り合いがつかず、ずっと保留にしていましたが
北米版BDが発売されたことを知りました。
レビューでは強制字幕が消せないとあったので、そこがひっかかってたのですが
金額が国内版に比べて圧倒的にリーズナブルだったため、強制字幕を納得したうえで買ってみました。
で、まず家庭用のBDレコーダーで再生を試みたところ再生できませんでした。
リージョンコードは問題ないのですが、国コードロックで機種によっては再生できないようです。
次にPS4で再生してみたところ、再生できました。
ただし、強制字幕は消せませんでした。
まあこれはこれで、英語に親しむ教材に・・。なる?。
・・まあ視聴には問題ないのですが、消せるものなら消したい・・のが本音です。
次にパソコンでの某社の有料再生ソフトで試したところ
最初、再生できなかったのですが
国コードを変更したら再生できました^^。
ただし、強制字幕は消せなかったので、PS4と同じ結果でした。
最後に、無料再生ソフトを試してみたところ、設定で消せました^^。
ただし、日本製の再生ソフトではないので、もろもろ自己責任で・・ということですね。。
まあでも、やはり快適に視聴できたので、結果満足でした。
ひさびさの再視聴でしたが、評価が揺らぐことは全くありませんでした!。
むしろ盤石に。
剣道部 さんの感想・評価
3.0
[文量→大盛り・内容→考察系]
【総括】
う~ん、評価が難しいな~。快か不快かで言えば、不快なんだけど、面白いかつまんないかで言えば、面白い、、、ような気がしないわけでもない(笑)
これは、エロいアニメではない。ストーリーをもったアダルトアニメだ(笑)
紙屑のように虐げられた主人公(ケヤル)の心が歪み、世界にリベンジしていく話。ほぼエロゲーといえるひどいエロ描写。離脱する人も多いだろうな~と思います。
ちなみに、私は、A-TXの「完全無修せ、、、」じゃなかった、「完全回復版」で視聴です( ・`д・´)キリッ
これを☆1にしている人がいても、「そうだよね」って思うし、☆5にしている人がいても、「そうなんだね」って思う。どちらも理解できる。
「アニメは嗜好品」だから「良し悪しより、好き嫌いが大事」という私の信条からすれば、正に「嗜好品」という作品でした。好きな人は、褒め称えれば良い。嫌いな人は、貶し尽くせば良い。
レビューでは、こんなアニメなのに、ケヤルの心情なんかを真面目に考察してみたいと思います(ちょっとふざけた後にw)。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
この作品から、エロを引いて、攻撃手段をヒールに限定できていれば、名作になったかもしれない。
直す、治す、の範囲でできること。そこにはこだわって欲しかったな~。
まあ、ヒール=再生、なので、拡大解釈で「創造」が出来るという話なんでしょう(記憶とか顔とか)。ただ、細胞を過剰に再生させて破壊するのは分かるけど、相手の記憶やスキルを奪える理屈はよく分かりませんでしたね。まあ、エロのついでなのでしょうが。
さて、本作の特徴です。
意味のないエロは嫌いだが、意味の無さすぎるエロはリアルなのかもしれない。
例えば、「透明人間になったら何をするか」と問われたら、男の99%は女湯を覗きに行くと考えるはずだ(剣道部調べw)。エロ以外を答える人は、1%の聖人君子と、99%のムッツリスケベであると断言する(笑)
普通の男が異世界で、理不尽な能力をもったら、世界を救うより、普通にエロいことするよな~と思う。
だから、ある意味ケヤルは真っ当。色々理由をこねくりまわしたりせず、「ただヤりたいから(娯楽で)ヤる」というのは、潔い。最も、女性の目線に立った時、ケヤルの行為や動機は許せるものではなく、正に「ゲスの極み」だと思う。
ということで、本作、不快です。ただ、そもそも不快さを売りにしている作品で、主人公も、実は善人とか世界の為にとかではなく、極々個人的な欲望のために、悪を成していく。そこを徹底して描く、安っぽさ、無意味さ、残酷さ。なんの深みもないけれど、そもそも、深くないアニメだと開き直られれば、なんか否定しにくい。
そんな不安材料ばかりの本作がギリギリ破綻していないのは、ケヤルが元々は善人で、それを理不尽な暴力によって歪められたという前提(過去)があるから。
私は昔から(アニメでよくある)、「復讐なんて何も生み出さない」というメッセージが、あまり心に響かない。
例えば自分の大切な人が、理不尽な悪意によって奪われた時、確かに復讐してもその人は甦らないかもしれないけれど、だからと言って加害者がのうのうと生きているのは、はらわたが煮えくり返る。
勿論、復讐だろうがなんだろうが、行為自体は正当化されないから、自分自身もなんらかの罰は受けるのは当然。でも簡単に第3者が、「復讐は無意味」とは言えない気はしている。だからこそ、それを高い倫理観や自制心、あるいは、亡くなった大切な人の為にも抑え込んでいる人は、尊敬に値すると思う。
本作のケヤルは、始めは復讐が手段だった。自分が幸せに暮らすための。しかし、徐々に復讐が目的化してくる。復讐依存症、復讐することが幸せになってくる。だって、彼はもうすでに精神に異常をきたしているから。
彼にとって、元々フレアは1番の復讐対象で、始めは道具扱い。自分と境遇の近いセツナや、愛するイヴだけは大切にしたいと思うという、確かな差別化があった。
しかし、フレアではなく、自らが作り出したフレイアには愛着を持つなど、どうやら自分で自分の感情をコントロール出来ていない様子(まあ、女に甘く、男には無慈悲なだけとも言えるけど)。それは、「ケヤルが狂っている」からでも説明つくが、「復讐心の薄れ」ともとれる。
ケヤルが「復讐心がなくなるのが怖い」と言うのは、彼が生まれながらの快楽殺人者ではなく、後天的な復讐依存者だからではないだろうか。
もし、「復讐」という大義名分を、あるいは、復讐対象を失った時、彼は彼が行ってきた残虐非道に耐えられるのだろうか? もしかしたら、彼が復讐を完遂した瞬間が、彼が本当に壊れる時なのかもしれない。
ここからは妄想だが、そんな彼が自らを守るために、せっかく築き上げた幸せな環境を捨て、再び愛するイヴの心臓を奪い、また「復讐」を行うために世界をヒールするとしたら。3周目、4周目と、悲劇を繰り返し続けたなら。
悲しい男の物語として、私は本作を高く評価することになると思います。二期があったら、確実に観ます。
もっとも、今後もただひたすらにエロを貪り尽くすだけの可能性も、かなりありますがね(笑)
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
なるほど、世界を癒して2周目ね。エロアニメ? ん? 面白いか?
2話目 ☆1
復讐、とはいえ、胸くそ悪いな。ガッツリエロアニメに。判断が難しい、面白い要素もある。
3話目 ☆3
やはり、エロ描写、必要か? 残酷描写、暴力描写はあっても良いと思うけど。変態とレズとホモ。
4話目 ☆2
ガッチリエロゲだな。体液で、て、なぜ? そして、立ちバック(苦笑)
5話目 ☆2
ほぼAV(苦笑) いや、完全にAV(笑)
6話目 ☆3
人を呪わば穴2つ。死んだ人は甦らせない? 一応、自分なりのロジックはあるんだね。
7話目 ☆3
民意を操る。復讐の肯定。刹那はお気に入り扱いなのね。
8話目 ☆4
献血が税金ね。次は、魔王とヤるとしか思えない(笑) それは、魔王も焦るよな(笑) 魔王、チョロ可愛い(笑)
9話目 ☆3
戦争の終結か、まおゆう、を観た後は浅く見えるよな。復讐は楽しいと言い切るのが、個性だな。
10話目 ☆3
まあ、目的は殺すことじゃなく、復讐だもんな。
11話目 ☆3
予想よりは、わりとあっさり殺したな。三英雄、勇者より強いのか。復讐狂い。
12話目 ☆2
ちょっとあっさり。復讐、そんなもんで良いの?
{/netabare}
scandalsho さんの感想・評価
3.6
原作未読。(完全回復VERにて)最終話まで視聴(笑)。
例のあのエロシーンですよね。
評価の分かれ目は・・・。
『必要か?不必要か?』みたいな話。
正直、あのシーンが無ければ、もう少し評価が良かったんじゃないかなと思います。
作品の品格を下げてしまっている。
わざわざ絵にしなくても、表現できる方法はいくらでもあるだろうに・・・、って。
主人公がひたすら復讐を果たしていく物語。
復讐に値するだけの愚行と愚民たち。
ここがきちんと描かれているので、復讐劇自体に不快感はあまりない。
主人公が回復術士というのも面白い。
第2話の{netabare}指を折る⇒治癒魔法で治すの{/netabare}ループは、確かに復讐っぽい。
ただ、それ以降の{netabare}『姿を変える』とか『記憶を変える』{/netabare}とかいうのは、”回復職の役割だっけ?”ってなっちゃう。
だけど、何かしないと、マンネリになっちゃうし、ここがこの作品の急所かな?
ninin さんの感想・評価
4.1
原作未読 約50分ほど
ロード・エルメロイII世の事件簿の特別編です。事前にテレビ放送の1~13話を観ることをおススメします。
2021年の年末にあったFateスペシャル中で放送されていたのを観ました。
ロード・エルメロイII世の学生時代の同窓会の前後で魔術を用いた事件を解決するお話です。またまた色々なことに巻き込まれてしまっていますねw
ロード・エルメロイII世になる前のウェイバー・ベルベットが魔術協会時計塔の学生時代のお話が中心に描かれていました。
ロードの弟子のグレイとアットのコンビに、妹のライネス・エルメロイ・アーチゾルテがメインで出ています。
結末はとても切なく、そして前向きになりそうな感じでした。この作品は他のお話も切なさが残りますね。とても良いお話でした。
EDはテレビ放送と同じくASCAさんが歌っています。
最後に、fate/zeroから繋がる物語、まだまだ他のお話も観たいですね^^
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
この作品の原作は未読ですが、2019年に放送された「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」は視聴済です。
また、「Fate/Grand Carnival」より2nd Season収録エピソードの一部が初放送されましたが、こちらは「Fate Project 大晦日TVスペシャル2020」にて放送された1st seasonのレビューを書き忘れていたようなので、再度1st seasonから回りたいと思います。
本編が放送されたのは今から2年前…
記憶がハッキリしているうちに、続編を放送して貰えるとは嬉しい限りです。
物語の主人公は、英霊イスカンダルと共に第四次聖杯戦争を戦ったウェイバー・ベルベット…
もう聖杯戦争の頃の幼い面影は微塵もありません。
麗奈ちゃん演じるグレイを配して探偵業に勤しんでいる…
そしてこの特別編においても基本的な立ち位置は変わりませんが、今回は探偵の依頼を受けて動く訳ではありません。
まぁ、でもこれは性分なんでしょうね…
結局は足を突っ込んで探偵っぽいことをやる羽目になるんですから^^;
ウェイバーはすっかり葉巻煙草の似合う大人になりましたが、今回の物語の仕掛けによりウェイバーを違った角度から見ることができます。
私にはその発想は無かったので、逆に新鮮さを感じてしまいました^^;
それとグレイは今回も平常運転でした。
相変わらず麗奈ちゃんの声質が抜群にハマっていて、見ているだけで心地良さを感じましたよ。
そして、今回登場頻度が高かったのが、いのりちゃん演じる義妹のライネス・エルメロイ・アーチゾルテです。
wikiのキャラ紹介欄には、自他ともに認めるほど性格が悪いと記載されていますが、確かにちょいちょい毒舌っぽい口調の時はありますけれども、基本いのりちゃんなので性悪っぽさの中にも可愛らしさがちゃんと感じられるんですよね。
アニメーション制作は本編に引き続きTROYCAさんなので、クオリティの高いアニメーションをまた見ることができる、という姿勢で視聴に臨んで全く問題無いと思います。
主題歌はASCAさんによる「君が見た夢の物語」
梶浦さんが楽曲を提供しているので格好良きですよ^^
1話50分強の物語でした。
しっかり尺の中に物語が纏められており、とても見応えのある作品でした。
前作視聴済の方なら、きっと楽しめると思います。
二足歩行したくない さんの感想・評価
3.8
2019年放映されたワンクールアニメ「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」の特別編。
2021年の大晦日の特別番組内で放映されました。
"魔眼蒐集列車"は、原作小説でウェイバー・ベルベットが挑む5つの事件のうちのひとつです。
原作は未読ですが、本作中では続編に続くような示唆などはなかったように思いました。
全13話のアニメの、タイトル通り特別編ポジションで、ワンクールアニメのキャラは紹介なしに登場する形となっています。
そのため、視聴前にはワンクールアニメの方は観ておく必要あります。
また、主人公ウェイバー・ベルベットは、Fate/Zeroのランサー陣営のマスターの成長した姿であり、特別編の本作ではその時の姿が中心的です。
よってFate/Zeroも視聴必須、さらに言えばFate/ZeroはFate/Stay nightのスピンオフなので、Fate/Stay nightを知っていた方が楽しめる作品となっており、そういう意味でTYPE-MOON作品のコア向けの作品と思います。
「ロード・エルメロイII世の事件簿」自体が、TYPE-MOON作品同士をつなぐ架け橋的なポジションなので、当然といえば当然な気がしますね。
時計塔の君主・エルメロイII世(ウェイバー・ベルベット)の元に、時計塔の同窓会のお知らせが届きます。
ウェイバーは、血統が劣っており、仲間からもバカにされていた過去の自分を振り返ります。
そんなある日、ウェイバーは突然10年前の姿に若返ってしまう。
実生活にも支障がでるどころか、肉体が人格に引っ張られてしまうことを懸念したウェイバーは、その事件の犯人の目的を探るため動き出す、という展開です。
過去の作品同様、ハウダニット、フーダニットには重きをおかず、ホワイダニット(何故やったか)を重要視して事件解決を目指す、相変わらず難しい内容でした。
また、事件の重要人物として蒼崎橙子が登場します。橙子さんまた何してはるんですか。
視聴まで登場は知らなかったので嬉しい出演でした。
TYPE-MOON作品のファン向けには楽しめる作品だと思います。
えたんだーる さんの感想・評価
3.6
== [下記は第5話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第5話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。
原作未読です。コミカライズ版はピッコマなどのサイトで無料でけっこう後の方(少なくともアニメ6話以降)まで読めると思います。
(私はけっこう後の方まで読んでしまいました)
異世界のスラムに転生した主人公が、早くに両親を亡くし不遇な幼少期を送りながら、王族絡みの事件に巻き込まれるというわりとありがちな物語の始まりになっています。
しかし主人公のリオは転生前の天川春人としての人生や人間関係にも未練があり、そのことが以降のストーリーにも密接に関わってくるというのは本作の特徴と言えると思います。
レビュータイトルで異世界転生の後ろに(?)付きなのは、主人公は転生なんですけどそうじゃないパターン(異世界転移など)で主人公のいる世界に現れるキャラがいるからです。とはいえ、そういうごちゃ混ぜパターンは他の作品でも使われている気がするので本作のみが特殊ということではないと思います。
取りあえず第1話のバス事故は以後のストーリーの伏線になっているので、後の方の話数を観てから見直すと何か発見があるかもしれません。
本作は、たぶん最終話まで観る予定です。
== [第5話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==
2021.9.21追記:
第12話(最終話)まで視聴終了しました。個人的には1クール単品のアニメ作品としては、あまり高い評価は付けられないですね。
尺として1クールしかないところで最終話でのカタルシスを求めて、大胆なエピソード順変更を図った感じがします。たぶん2期目を作る気はなさそう。
じゃあ2期目を作るのは無理かというと、万が一人気が出たら何とか軌道修正は出来そうではあるんですけど、最終話Cパートでいきなりブッ込んできて「え、ここで終わり?」みたいな最終回です。
もし観ていない人がいて観るかどうか考えているとしたら、続編が作られるまで観ないかもしくはアニメは観ずに最初っから原作かコミカライズ版を読むかをお勧めする感じではあります。
余談: テレビで視聴していると提供画面の後でコミカライズ作画担当によるおまけ漫画みたいなのが映るんですが、個人的にはこれが意外と面白かったです。でも、特に一般的にお勧めする内容でも無かった気がします。
(でも、おまけ漫画を配信サイト視聴で観ることはできないようです。)
剣道部 さんの感想・評価
3.0
[文量→中盛り・内容→感想系]
【総括】
異世界転生なろう系の、一般的な枠内に収まっている作品だと思います。なんだか色々とテンプレでした。
バトルに恋愛がメインであり、ややダークな要素もあり、設定としては悪くなかったと思いますが、作画がへたってたのと、なんかやたらに説明くさいセリフ回しのせいで、安っぽくなってた印象です。評価は☆2に近い☆3って感じですね(序盤は良かったので)。
レビューでは、作中に見られた時間経過について。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これだけ、1クールの尺の中で(早送り、もしくはその間を描かない)時間経過がある作品も珍しいのかなって思います。
精霊の民の森で1年、カラスキ王国で1年だったかな。
個人的には、作中で時間経過があるのって好意的に捉えることが多くて、それは、その過ぎた時間の中で「重み」や「成長」を感じられるから。ONE PIECEとかもそうだったしね。
ただ、ONE PIECEの場合、「2年の修行で全キャラパワーアップ」と「2年たっても変わらぬ思いや関係性」を表現するための時間経過であり、再会を楽しく劇的に表現したために、なかなか効果的だったと思う(まあ、尾田さんが家族サービスするための休み期間という側面もあるけどw)。
とはいえ、100巻続く漫画の中で2年と、1クール12話の中で2年だからね。
本作の時間経過の意味は、精霊の民の森での1年は、「ラティーファがサラ、オーフィア、アルマと家族になるまでの時間」という意味では価値があったと思うし、旅を止めてまでそれに付き合うリオにも好感がもてました。
ただ、カラスキ王国での時間は、必要だったのかな? 色々考えても、しっくりくる理由が見当たらなくて。
ということで一勝一敗というか、まあ、時間経過の効果を考えるには良い素材になったかもしれない。
アニメとしては、1話目のスタートは丁寧な描写の中で分かりやすかったし、リオが少年時代の方が見応えがありました。あのまま学園モノでも良かったくらいに。
最終話は残念すぎて笑えました。クソ安っぽい展開に、言い訳がましいダラダラとした念話。崩壊した作画でのバトル。ビックリするくらい中途半端な終わりかた。急展開のCパート。
最近見た最終回でもだいぶヒドイ方だったと思います。
(もしやるなら)2期はおそらく三角関係メインでしょうね。ぜひ、作画は普通レベルくらいでやってほしいですね。
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
すげぇリアルな事故シーンだな。転生モノのテンプレートながら、丁寧な作り。
2話目 ☆3
両方の記憶がある系。イケメン(笑)
3話目 ☆2
崖落ちるとこの作画、ヤバいな。バトル全体、酷いな。
4話目 ☆3
ロリキャラ、味方になったな。
5話目 ☆3
亜人族達の、人間族に対する手のひらの返し方が、ちょいと気持ち悪いな。精霊の話を聞いた後なら分かるけれど。半年以上の時間経過か。
6話目 ☆3
ナウシカ戦法(笑) ワイバーンを素手でボコす。装備その他、パワーアップ。
7話目 ☆3
いきなり着いたな。ウルトラあっさり祖母に会うかい。そして余裕のハーレム。トラウマからのダークモード。
8話目 ☆3
祖父母、人間できすぎだろ。作画はかなりやばいね。
9話目 ☆2
何年経ちました、だけだからな、実質。んで、何したいか不明だな。
10話目 ☆2
面白い部分が見当たらないな。
11話目 ☆
12話目 ☆1
そこでダラダラと念話をするから、説明臭くて美化しすぎてつまんなくなる。やたら中途半端な最終回だし。Cパートの雑さは、ヤバイな(笑)
{/netabare}
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.3
割と好きなタイプの作品でした。
視聴した印象としては、しっかりと作られているなという印象でした。
すべてが見えたわけでは無いですが、メインストーリーは少しぼんやり、その中で主人公の学生生活や、仲間との出会い、世界の広がりが描かれていくタイプ。
このクールでは割とオーソドックスな異世界転生モノのスタイルと言ってもいいかもしれません。
このメーンストーリーに含有されるそれぞれのエピソードが話数ごとにメリハリが効いていて、ちゃんと構成が設計されている感がありました。
ただし、主人公が優れた能力を持っているのは、この手の作品の常なのですが、話が進んでいくうちに、この世界でのお家柄等も明かされていき、どんどん特別な存在であることが明らかになっていきました。
この辺は「あーやっぱりスーパーエリート君的になっていくのかぁ」とは思ってしまいました。
そして・・・、スーパーエリートと言えば、
取り巻きのガールズたちですよねぇ。
こちらでも、スーパーエリートの様で、どんどん、愛されキャラになっていきますねぇ。
今のところ、ベッタベタのハーレム状態とまではいかないものの、コレも、この手の作品の常かぁ・・・と遠い目をしている私です。
ちなみに、この主人公さん、他の方のレビューを拝見した際に散見されるように、とあるソードな作品の主人公さんにえらく寄っていっている気がしますねw。
6話の旅立ちのシーン以降、途端に「何か」に似てきた気がする、とは思っていたのですがw。
メタな話どうやら、中の人が同じなんですかね(調べずに書いています)。
それで、キャラの方向性が似てくるってあるのかなぁ、とも思いながら眺めていました。
物語自体は、このクールではそれほど劇的に進捗した感は無かったですね。
~主人公の表向きの出自~
~学生生活期間での成長、出会い~
~旅立ち~
~冒険中のあれやこれや、出会い~
~精霊の里での交流~
~ヤグモ地方でのあれやこれや、出会い、交流、真の出自の開陳~
そして、学生時にお世話になったセリア先生を政略結婚から略奪(救出)。
ってところでした。
で、最後の最後に所々でカットインされていた、
転生前のかつての思い人(?)との突然の再会っと。
地固めが終わって、さあ、ここからって感じでしょうかね。
どうやら2期クールが既に決まっているそうなので、そこは安心して今後のストーリーを待つことにしたいと思います。
私的には、好みのタイプ。
しっかりと作ってあるという好印象。
各キャラも造形がしっかりしていて安心して観れる。
といった、好印象な作品でした。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。
私も2期を楽しみに待ちたいと思っています。